蔵案内

東シナ海をわたってくる心地いい風に吹かれて、雄大な吹上浜を散策した後は、絵画と焼酎にふれてみる。そんな想いと楽しさがいっぱいのお洒落な松鳴館(しょうめいかん)へいらっしゃいませんか。
松鳴館ご案内 ※松鳴館は入場無料です。

[営業時間]
午前9時~午後4時

[休館日]
土曜日(営業日もございますのでお問い合わせください)
日曜日・祝日

[アクセス]
鹿児島市内から車で約60分。詳しくは「アクセスマップ
[休館日]
土曜日(営業日もございますのでお問い合わせください)
日曜日・祝日

松鳴館

松鳴館は、平成18年4月に本格開業した、展示場も併せ持つ萬世酒造の新工場です。
館名の由来は、古くから広大な松林だった南薩摩のこの一帯では、松の木が風でこすれ合い「チリン、チリン」と松が鳴くと言われていたことに拠ります。
祖霊の宿る木として、門松などに用いられる松。華やかさこそありませんが、毅然とした大樹の姿は萬世酒造の『焼酎造りへのこだわり』に通じます。

売店

松鳴館売店では、松鳴館でしか購入できない限定品も含めて萬世酒蔵のすべての商品(一部限定流通品を除く)を取り揃えて皆様のお越しをお待ちしています。
また、中央カウンターには当社焼酎の試飲コーナーも設けてあります。

第一展示場

さつまいもの歴史や種類、育つ過程をパネルやレプリカを使って解説しています。

また、さつまいもを主原料とする本格芋焼酎のできるまでを、ミニチュアによってわかりやすく説明したコーナーもあります。

仕込場

いったい焼酎はどんな作業によって造られているのでしょう?実際の仕込場へご案内します。

仕込場の中には、床に据えられたかめ壷や木樽の蒸留器、麹室などが並んでいます。

第二展示場

戦国時代から太平洋戦争前まで、万之瀬(まのせ)川河口は海外や国内交易で繁栄しました。その繁栄ぶりをパネルにしたのが「ふるさとの歴史」コーナーです。

武士を廃業して商人に転身して大成功した人物、四大商家の繁栄で時代の最先端をいっていた近代の加世田など、栄光の歴史は現代に生きる私たちに大きな力を与えてくれます。
歴史コーナーの先には、筋ジストロフィーという難病と闘いながら毎日絵を描き続けられた万世出身の野崎耕二(のざき こうじ)さんのギャラリーがあります。

モノはなかったけれど心は豊かだった時代の良さが伝わってきます。